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燃えと萌えの赴くままに語り散らす暴走が基本姿勢なテキストブログ
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誰か書いてくれこんな話


プロットだったら切る。
ほんとに書いてもらえるなら幾らだって切っちゃいますとも!!

え~追記以下、OVA「メイキング・オブ・黒執事Ⅱ」の俳優設定パロネタ。
※知らない人のために簡単解説
「メイキング・オブ・黒執事Ⅱ」黒執事ⅡのDVD第5巻に収録されているOVA。伝説的ハ●ウッド風映画「黒執事」の続編である「黒執事Ⅱ」撮影の舞台裏に迫る!!というまさかの公式俳優パロ。黒執事&黒執事Ⅱのキャラクターは全員、役名=本名の俳優さんで、セバスチャンがジーンズ履いてます。セバスチャンがジーンズ履いてます。それなのに坊ちゃんの執事であることは変わらないという・・・公式さんは実に良く分かっていらっしゃいますよね!!

追記以下、あくまで箇条書きの概要でしかありませんが、相変わらず本編のストーリー展開をネタばらしまくっているうえに、オリジナル要素&ご都合設定がわんさかと詰め込まれているので注意。

リュウは魔法とか契約とかオカルトチックな響きを持つ単語に対して条件反射で引かれてしまうという性癖を持っておりますが、西洋黒魔術についてはそれほど詳しくありません。もしその手の記述が出てきたら、ほぼ100パーセントオリジナルの魔法設定だと思ってください。ただし、色々こじつけるのは大好きだ。




★主人公について★

これでも自称文字書きなリュウですが、ぶっちゃけた話、二期主従は自分で書ける気が全くしません。
特にアロイスの、脆くありながら底冷えした芯を持ち、不安定で危ういのに女々しさにはギリギリ落ちない、さながら、戦火の元に咲く風に吹き散らされる寸前の血濡れた花のような(※真顔)独特の雰囲気は、アニメならではの表現技法が絶妙のバランスで組み合わせられたことによって成り立っている奇跡だと思います。

全てをモノローグで表す小説では、彼の二律背反した隣り合わせの魂を再現しきることは出来ない。少なくとも心情描写が苦手な私には無理。アロたん好き過ぎるからほんと無理!!(本音)

そしてクロードも、何せ本編の展開がアレですので多分に妄想と願望を交えた結果ではありますが、やはりアロイスと同じく、大きな矛盾を抱えたキャラであると解釈しています。
あの生真面目さが突き抜けた時に発揮される独特の変態性もまた、やはりストーリーを進めるための駒として動かすには難しく、少なくとも心情描写が苦手な私には分不相応な存在。彼を自在に翻弄できるのは旦那様だけだよ(※真顔)

というわけで、このパロ設定の主人公は、アニメ二期の主従でありながらも、その矛盾が最大限に引き出され壮絶な悲喜劇を生み出した本編からは切り離された存在として確立されている公式パロの俳優クロードさんです。直接動かすのは無理でも、やっぱりアニメ二期の主従については語りたいし描きたいしね!!

メインテーマはずばり、「俳優クロードさんの目線を通して描く、旦那様と執事クロードの関係性」
こう書くと何だか大げさですが、要するに「俳優アロたんと俳優クロードに、彼岸に行って全員全部幸せになったはずの二期主従が何故か憑依しててんやわんや」という、あらすじだけで既にトンデモなストーリーです。

★登場人物★

<俳優クロード>
便宜上の主人公(酷) 最近になって注目を浴びるようになってきた中堅俳優。演技にかける徹底した情熱をみると、舞台かなんかで経験を積んだ実力派で、映画出演は今回が初めてとかだったりするのかも。舞台から映画に転向した理由とかも考えたら面白そうですが、ひとまず割愛。
クロードというキャラクターに対する納得のいく解釈が出来ず、自らの演技に悩んでいる。一話~七話前半までのクロードの演技は賞賛ものだったが、八話の場面における役柄の心情がどうしても理解出来ず、監督に撮影のやり直しを言い渡されてしまう。
アロイスに対しては当初、周囲に媚を売るような態度や、インタビューを受けていて撮影時間に遅刻したことなどから余りいい印象を持っていなかった。しかし、共演する内にアロイスの俳優としての演技力が本物であることを認め、演じる時の真剣な表情と普段の明るさのギャップに興味を持つようになる。
ある出来事がきっかけで偶然アロイスの抱える孤独と闇に触れたことにより、できるかぎり彼の力になってやりたいと望む自分の気持ちにきづき、今まで抱いたことのない感情に戸惑っている。悪魔クロードに同調出来ないのはアロイスへの想いが原因ではないかと考え、少し距離をおくようにするべきかとも考えるが、上手くいかない。

<俳優アロイス>
オーディションを勝ち抜いた期待の新人俳優。元々は美麗なルックスで幼い頃から人気を集めていたモデル。俳優としては無名であったにも関わらず厳しいオーディションを勝ち抜いたのは紛れもない本人の実力だったが、俳優としてのアロイスより実績も知名度も高いのに落ちた他の役者に「見た目と媚で役を取った」などと口さがない噂を立てられている。
前作の主人公役である天才子役シエルの印象が余りに強く、「引き立て役でしかない」などと何かにつけて比較されることもあり、本人は気にしていない振りを装いながらも激しい劣等感に苛まれていた。台本を隠されて楽屋でひっそり泣いていたところを俳優クロードに見られる。失くした台本を探し出してきてくれた(しかし台本は既にビリビリに破かれていたため、つい受け取らずに突き返してしまう)俳優クロードに対しては以来淡い思慕を抱くようになるが、旦那様と執事クロードのキャラクターに対する解釈の違いから喧嘩をしてしまうことも。
モデル時代、父親に枕営業をさせられていたことがある。監督に媚を売って~という噂に対して何も言わないのはそのため。シエルの助けで訴訟を起こし、父親の自分に対する親権を停止させたため、現在は未成年でありながら成人として仕事をしている。

<シエル>
伝説的作品「黒執事」の主人公を務めた天才子役。映画経験の少ない二期主従(俳優)を導きつつ遊んでいる。悪魔のような13歳。

<セバスチャン>
シエルの執事で俳優。以上!!(ぇ)
いや別に私浅ましくて醜悪でそれでも絶望の淵から蜘蛛の糸を掴んで這い上がろうとする人間が大好きだから坊ちゃんと旦那様に惹かれざるを得ない=悪魔で執事な方々にはあんまり肩入れしていないクロード氏は旦那様のおまけで目をかけてやってんだ裏切り者めってわけではありませんよ。完璧なものには余計な妄想をつぎ込む必要がないという、ただそれだけのこと(ふっ)
執事は主に従属するもの。セバスチャンは坊ちゃんとセットで初めて存在価値があるんですよ!!


★ ストーリー★

【状況説明】

俳優クロードと俳優アロイスはまだお互いちょっと気になっている程度。物語開始前に、二人の距離が接近する出来事があったため、単なる先輩後輩よりはつな、友達というには微妙な関係。
俳優クロードのほうが若干、アロイスを気にかけている?と見せかけて、実はアロイス→→→←クロードで。旦那様の愛は悪魔をも屈伏させるんだよ!!


【あらすじのようなプロットのような何か】

物語は例の八話の撮影シーンからスタート。
「たかが執事にそこまで…」
執事クロードが旦那様アロイスを殺す前に見せた一瞬の笑み。そこまでは完璧な俳優クロード。しかし、直後の旦那様殺害シーンに入る寸前、カットの声が響く。
既に何回か撮り直しているにも関わらず、一向に監督からOKが出ない俳優クロード。非常に重要な場面であるのに演じるキャラクターの感情がまるで見えてこないと痛烈な駄目だしを受けてしまい、結局、このシーンの撮影は後日やり直しとなる。

「クロードは、何故旦那様を殺したのか?」

俳優クロードは、執事クロードの心情がどうしても理解出来ずに悩む。
俳優クロード自身は、自分が演じる執事クロードは、表面上疎んでいながら、心の奥では旦那様を愛していたのだろうと解釈していた。だからこそ、彼が旦那様を手にかける八話以降の展開に納得がいかず、助監督や脚本家に直接文句を言ったこともある。しかし、意外なことに監督と脚本家は俳優クロードの考えを否定しなかったが、台本を変更することもなかった。

「君の解釈は決して間違っていない。だが、大事なことを忘れているよ」

その時、監督に告げられた言葉の意味を未だに理解出来ない俳優クロード。
自分が見落としているものは何なのか。旦那様を厭うクロードの心情を必死に探ろうとするが、当の旦那様役であるアロイスはそんな俳優クロードの物思いを一蹴する。

「難しく考えなくたっていいじゃんか。あいつは、クソ生意気なガキのことが本当はウザったくて仕方がなかったってだけなんだよ」
「あんたが演じているのは、主人想いの執事じゃなくて、腹をすかせているだけの卑しい悪魔だ。薄汚れたクソみたいなガキのお芝居に付き合ってやってただけ」
「今のあんたと同じだよね」

辛辣な俳優アロイスの物言いについムキになって反論してしまった俳優クロード。クロードという役に対する極端な言及よりも、最後の自虐を交えた台詞に怒りを覚えた。
 数週間前、台本を隠されて涙するアロイスの姿を見てしまったクロード。その時の経緯で穢れた過去を知られて以来、クロードに対して何かと攻撃的になったアロイス。それが弱い部分を知られてしまったことによるアロイスの自己防衛だということは何となく気付いているものの、役者一筋でやってきた不器用で堅物なクロードは、どうすればこの張り詰めた雰囲気を打破できるのか分からない。
ただ、不安定なアロイスを放っておくという選択肢だけは選べそうにないことは自覚している。初恋だね!!
悪魔のクロードだって、旦那様を守りたかったのではないのだろうか?
俳優であるアロイスに肩入れするあまり、旦那様を厭った挙句に殺す、悪魔で執事のクロードのキャラクターを見失ってしまっている可能性に思い至ったクロード。ますますどうすればいいか分からなくなり、悶々としつつ、楽屋へ向かう。
ところが、考え事をしていたためか、うっかり間違えてシエルとセバスチャンの楽屋に入ってしまう。

現代だろうと俳優だとうと性格の悪い1期主従。
クロードの表情から何か(からかいがいがありそうだと)察した二人ののいやらしい誘導尋問に引っかかり、ついついアロイスとの微妙な関係や、8話以降の悪魔クロードが理解できないといった最近の悩みを明かしてしまう俳優クロード。彼はあくまで人間なんです、色々迂闊でも許してください。
「そんなに悪魔の気持ちを理解したいのなら、いっそ形から入ってみればどうだ?」
シエルの悪戯で、左手に油性ペンで契約印のペンタクルを描かれるクロード。
映画の撮影では、契約印はCGによる合成なので、悪魔クロードと同じ場所(手の甲)に刻まれた契約印が珍しく、起こるのも忘れてついつい見入ってしまう。単なる子供の落書きであるはずなのに、その契約印に意識が引き寄せられる。

同じ頃、別室で一人鏡を覗き込んでいるアロイス。
実は、彼もシエルの悪ふざけにより、役のアロイスと同じように舌にペンタクルを記されていた。
一体何で書いたのか、なかなか消えないそれに苛立ちつつ、ふとそらした目線の先には黒執事Ⅱの台本。
この台本を俳優クロードが探し出してきてくれたことが、彼にとっては全ての始まり。
ちょうど開かれたままだったページを目で追い、そこに記されていた台詞を口にする。

「ホヘオタラルナ ロンデロレタル」

旦那様こと薄幸の美少年アロイスが、悪魔を呼び出した時に唱えた妖精の呪文。
その瞬間、離れた場所にいる俳優クロードとアロイスに刻まれた、単なる油性ペンの落書きでしかないはずの契約印が光と熱を放ち、二人は同時に気絶してしまう。そして、一気にファンタジー展開へ。

夢うつつのなかで、不思議な夢を見る俳優クロード。
『貴殿の望みは何だ?』
闇の中からそう問いかける謎の声。
しかし、俳優クロードが答えを探している間に、勝手に返事が帰ってくる。
『了承した。では、交換条件を』
『安心しろ。今の私には貴殿の魂を食らうことは出来ぬ』
『ゆえに、貴殿には、我が望みを叶えるために協力してもらおう』
一体何のことだ!?と俳優クロードが疑問符を飛ばしている内に、謎の声と気配は消えてしまう。
代わりに目覚める寸前、誰かの押し殺した泣き声を微かに聞いた気がした。

救護室で目を覚ました俳優クロード。
隣のベッドには誰かがいた痕跡が残っているが、今は空。
変な夢を見たせいかぐらぐらする頭を抱えて、起き上がる。と、シエルに落書きされた契約印が一瞬、仄かに発光したように見えて驚く。すぐに消えたので、何だ気のせいか、いや気のせいだと言い聞かせるが、視線の先に飛び込んできた鏡に写った己の姿に今度こそ絶句する。

鏡に映った自分の眼は、悪魔と同じように紅く染まっていた。


【以下、力尽きたので箇条書き】

・その後、他の人には自分の目も契約印も普通に見えているらしいと判明
・役に同調しようとするあまり幻覚を患ったかと本気で心配したクロードだが、鏡の中の悪魔クロードから話しかけられたり、自分の知らなかった当時の英国の知識を教えてもらったり、その他色々夢幻で片付けるには説明の付かない出来事に見舞われて、どういうわけだかさっぱり原理は不明だが、自分は役として演じているはずの悪魔クロードにとりつかれてしまったようだと理解する。
・どうやら、細部にこだわるスタッフがデザインした例の契約印がうっかり正式な黒魔術の流れを組む魔方陣であったことが、この出来事の原因になっているらしい。むちゃくちゃな
・最初は戸惑っていた俳優クロード。しかし、悪魔クロードが自分の幻覚だろうと本物であろうと、彼がここにいるのは何か理由と目的があるからであり、それを果たせば全部解決するのではないかと思い至る。
・けれども、悪魔クロードは自分がここにいる理由が全く分からないらしい。
・そうこうしているうちに、突然起きた嵐で撮影用のセットが壊れたり、事故でセバスチャンが怪我をしたり、不可解な出来事が次々と起きて撮影自体がしばらく延期に。
・俳優クロードは、役作りもかねて、自分に憑依した悪魔クロードの目的を見つけるために動き出す
・そして、例の喧嘩した脚本家や監督から、クロードとアロイスが実在した人物(?)だと聞かされたり、撮影用のセットが明らかに自然ではありえない壊れ方をしていたことを知ったりして困惑しまくればいいよ。
・また、俳優クロードは毎晩、アロイスとクロードの過去を夢に見るようになる。
・黒執事Ⅱの撮影よりも鮮やかで、残酷な物語。
・夢に見る光景は、トランシー伯爵邸だったり、薔薇庭園だったり、時計台だったり、死の島だったりと様々だったが、いつも最後に過ぎるのは、紅い月を背景にしてこちらを見下ろす冷酷な悪魔の姿だった。
・それが、撮影に失敗し続けている8話の殺害場面だと気付き、本当に悪魔クロードはアロイスが邪魔で殺したのだろうかと思うようになる(自力で役を掴みたいという俳優のプライドから『本人』には確認できなかったり)
・クロードとアロイスの歴史を辿る旅(笑)の途中で偶然、俳優のアロイスに出くわした俳優クロードは、突然身体の自由を自分のなかにいる悪魔クロードに奪われ、その場から逃走してしまう。
・俳優アロイスとの接触をかたくなに拒む悪魔クロード
・俳優クロードは、ついにずっと知りたかった、悪魔クロードが旦那様であるアロイスに対してどんな想いを抱いていたのかを本人(?)に問い詰める

・一方、取り残された俳優アロイス
・「あ~あ。やっと見つけたのに、逃げられちゃった」
・「お前ってば、思いっきり拒絶されてるじゃん。まぁ自業自得ってやつだろうけどさ」
・「それでも追うの?まったく、クソ惨めなやつだね」

・悪魔クロードの「答え」は、冷徹そのものだった。
・旦那様を愛するリュウの脳が拒絶したので詳細は省きますが、まぁ8話の「下賎な魂~」とか1話の「薄汚れた下等な品性~」とか9話の「弱いから死んだ下劣なやつ」あたりの公式暴言がより、傷口をえぐるような感じのものだったとご想像ください。そして共に旦那様のために泣こう。
・心の底からアロイスを疎ましく思っていた、という「本人」の答えに愕然とする俳優クロード。
・しかし、完全否定されたことで、逆に「そんなことは絶対にありえない」という自分なりの「悪魔クロード」に対する解釈に確信を持つ。
・同時に、自分に憑依している「悪魔クロード」に違和感を覚えるように。

「本当に、お前がクロードなのか?」


【箇条書きでもまとまりきらなかったので一気にオチまでネタ晴らし】

・実は、俳優クロードに憑依したのは、悪魔クロードではなかった。
・夢を介して流れてくる記憶には、いつも悪魔自身の姿がある。つまり、その「視点」は悪魔のものではない。
・俳優クロードに憑依したのは、旦那様アロイスの魂。
・元々脆弱な人間であり、不安定な魔方陣で無理やり呼び出されたアロイスは魂を構成する記憶の一部を欠如して、不安定な状態になっていた。
・鏡に映った「悪魔のクロード」は、クロード本人ではなく、「一番絶望していた時のアロイスの瞳に写ったクロード」の幻影
・俳優クロードの問いに対する答えは、旦那様自身の自らに対する想い(=スーパー自虐)
・魂の一部を失ったアロイスは、半分くらい自分がクロードだと思い込んでいる
・もう半分は、クロードに殺された直後の最も忌まわしい記憶に捕らわれたまま、俳優クロードの中でしくしく泣いている。それでも、クロードそっくりでクロードと同じ契約印をクロードと同じ場所に持っていてクロードとおんなじような雰囲気がする俳優クロードのなかに逃げ込んでしまった辺りがゆがみなく旦那様。
・どんなに手ひどく傷付けられても、クロードの懐を寄る辺にしてしまう旦那様って本当可愛いですよねと言う話

・では、本物の悪魔クロードはどこにいったのか
・答え:悪魔眼を光らせて、金色のナイフを構えるかっこいいアロイスが見たかった。そして見たかった。
・今も見たい。誰か書いて(以下略)

・自分のなかにいる魂に違和感を覚えつつも、まだそれが「悪魔クロード」ではないとまで確信できずにいる俳優クロード。
・そんな俳優クロードの疑惑に反発したのか、何かきっかけがあったのか(あいまい)、偽クロードこと旦那様が突然、「自分の望みはシエルを手に入れることだった」と思い出す。間違ってはいない。
・確かに悪魔クロードはシエルの魂を求めてたけど・・・と納得いかないながらも、それでこの魂が解放されるなら、と自分を納得させようとする俳優クロード
・といっても、本当にシエルの魂をとってこれるわけがない。俳優クロードはあくまでも人間
・悪魔クロード(旦那様)を自分に縛り付けている契約印も偽物なんだから、撮影の小道具に使用されているファントムハイヴの指輪を手に入れれば、ひとまず満足するのではないかと考える。
・しかし、小道具の指輪は、俳優シエル個人の所有物であることが判明。非常に高価なものなので、撮影が延期となっている現在は、シエルの手元に戻っているという。指輪を得るには、撮影再開を待つしかない。
・しかし、この時点で既に、撮影の邪魔をしているが人外の何者かであることが判明済み。俳優クロードは、悪魔クロードが旦那様そっくりな俳優アロイスと顔を合わせたくないがために、不可思議な力で撮影を延期させていると推測していた。
・シエルの指輪がなければ、悪魔クロードを彼岸に戻して撮影を再開させることができない。
・最初は直接俳優シエルに了承を得るつもりだったが、当のシエルがセバスチャンと共に音信不通に。
・ちなみに、アロイスともずっと連絡が取れていないということで
・これ以上延期が長引けば、撮影中止もありえるという事態にいたり、ついにク俳優ロードはシエルの屋敷に忍び込むことを決意する
・そして、中で指輪の番をしていたセバスチャンと直接対決に。
・ワイヤーもないのに、本物の悪魔のような人外じみた動きを見せるセバスチャン。あっという間に追い詰められた、あくまで普通の人間クロード。
・しかし、あと少しで銀ナイフが刺さる!!というところで、何者かに助けられる
・閃くのは金の光と金のナイフ
・「相変わらず悪趣味だな、セバスチャン・ミカエリス」
・金のナイフを手に颯爽と現れたのは、ミルキーアクアマリンであるはずの瞳に、赤い色を宿した俳優アロイスだった。

・オチその2 悪魔クロードは、俳優アロイスに憑依してました。
・冒頭の俳優クロードの夢で聞こえた声は、本物の悪魔クロードの声。
・下界では力を使えない悪魔クロードが、俳優アロイスの身体を使う代わりに、アロイスの願いを叶えるという簡易取引の様子を盗み聞きしてしまった感じ。
・俳優アロイスの願いは、「誰かさんの悩みが解決するまで、撮影を中止にならない程度に延期させて欲しい」
・どこでも健気な旦那様

・オチその3 黒幕はシエル
・今回の騒動は全て、シエルが仕組んだものだった。
・公式俳優パロのシエルだって、何百年の時を超えて笑えるようになった、本編終了後の悪魔で主人のシエルだと信じているリュウです。
・生前に散々振り回されたトランシー主従へのささやかな復讐と、長い長い生の果てに偶然とはいえ、自らの過去を客観的に眺める機会と、類似呪術(同じようなものには同じようなものへ影響する力があるという呪術 人型のわら人形に釘を打つのと同じ原理)の素材となりそうな人材にめぐり合ったので、ちょっと遊んでみたっていう、色々酷い犯行動機(笑)
・アロイスの魂の一部をわざと取りあげて、不安定な状態にしたのもシエルでした
・自分がされたことを返しただけだと言い張るシエル
・ちなみに、アロイスが取り上げられたのは「彼岸での記憶」
・彼岸でようやく得た魂の安寧をかき乱されたわけですが、そのお陰でずっと抱えていた苦しみ「クロードに一度殺された」という事実に向き合えたので、結果的には良かっただろうと主張するシエル
・「お前が欲しいのは、こちらの指輪だろう?」
・アロイスの記憶が封じられていたのは、トランシーの紅い指輪

・オチその4 最後に全部もっていく悪魔クロードさん
・事の次第が判明したところで、悪魔クロード@俳優アロイスが、俳優クロードに向き直る
・「返していただこう。その魂は、私のものだ」
・俳優クロードから、べりっと引き剥がされるアロイスの魂
・同時に、俳優アロイスから抜け出る悪魔クロードの魂。
・まだおびえているアロイスを捕らえ、無理やり指輪をはめる(霊体に物質が触れるのかとか無粋なこと突っ込んじゃいけない)
・記憶が戻っても泣くアロイス。
・自分にしがみつく旦那様をみて、俳優クロードにどや顔する悪魔クロード。
・さっさと消えていこうとする二人に、俳優アロイスが「まてよ、まだ俺の願い叶っていない!!」と言おうとするが、俳優クロードに止められる
・「あいつの気持ち、分かったの?」
・「ああ、十分すぎるほどに」

・オチその5 ドエスに目覚めた俳優クロード
・俳優クロードが見落としていたのは、悪魔であるクロードの目線だった。
・身をもって知った、旦那様アロイスの激しく一途過ぎる思い。
・死してなお、アロイスの魂を探しにきた悪魔クロードはセバスチャン同様、永遠に囚われてしまったともいえる。
・悪魔の生を揺らがすほどの旦那様の愛に食われることに対する本能的な恐れ
・同時に、そこまで求めていながら、自分の下に留まらないアロイスへの苛立ち(今回だって、悪魔クロードから離れて俳優クロードの中に逃げ込んだわけですし)については、悪魔クロードに身体をのっとられた(貸し出した)俳優アロイスを目にした時に理解する
・色々と開き直った俳優クロードと、色々とやばいことになったなぁとようやく察した俳優アロイスによる、8話の撮影シーンで幕。


************


な、長かった・・・・私なんなの、ばかなの?明日仕事だっつうの!!
だが、満足である。妄想はどんなに不毛であろうとも、ジツニヨイモノダー!!!
 
ちなみに、俳優クロードと俳優アロイスは全くの別人、というわけではなく、パラレル世界の二期主従と言うことでお願いします。悪魔で主従のシエル坊ちゃんとセバスチャンも同様。時間軸と一緒に世界線を飛び越えたか、俳優クロアロのように憑依されていたかはご自由にご想像くださいませ(※考えてない)

あーそれにしても、私が考えるストーリーは色気が無いな!!萌えもないな!!
金色ナイフ構える旦那様とか、魂だけになっても旦那様を探しにくるクロードさんとか、「その魂は私のもの」くらいじゃないか萌え要素!!あああ、もっとこう、エロティックかつ切なく物悲しく情熱的な二人の関係をだね、一方変わった視点から追っていくような、素敵な感じに仕上げてくださる方を永遠にお待ちしております!!


 

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