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この時間帯は予定していた記事の一切合切を変更いたしまして、黒執事最新12巻収録の第54話「その執事、無双」にて浮上したとある疑惑について、粘着質に迫りたいと思います。
本当は、「ふふん★ あんた元々リジーのこと好きだったとか言っちゃってるけど、本当は最新刊ラストで魅せた活躍で惚れ込んじゃっただけなんでショ?違うっていうなら、本性解放前のあの子のどこがどうしてどんな風に愛しくて切なくてフィバーしてたのか自称文字書きらしくちゃんと言葉にして御覧なさいよ!!真性女の子キャラスキーとしての底力を今発揮しないでいつ発揮するつもりなのかしラ?単なる俄か萌えでないというのなら、あんたが惚れ込んだあの子の魅力というものをネットの海の片隅で叫んでみせなさい!魂の限り!!あんたが自重するのを諦めた女の子語りは本気で気持ち悪いものになるとか良い子ぶってる場合じゃないでショ!!!もっと、もっと熱くなりなさいよぉおおおおっ!!!」という脳内グレルさんの囁きに触発され(※突っ込み禁止)、あんだとズル休みとオタ趣味隠しのためには口先三寸の虚構もいとわぬこの私だが自分の情熱に対してだけは嘘を付くわけがなかろうがぁあああっ!!いいさ分かったそこまで疑うならやってやるさ!!ぶっちゃけ明日にでもGファン7月号をあまぞんで購入しかねない勢いなので純粋な「本性発揮前」のリジーへの愛を語るには今しかないしね(本音)!!
といったわけで、コミックス1巻から現在に至るまでのリュウのリジーというヒロインに対する愛の変遷を綴るつもりだったのですが、昨晩「よーし★テンションあげるために私がリジーに惚れた場面を読み直すか!!」とコミックスを手に取ったところ、リジーの可愛らしさ愛おしさは以前通りながら、今までは読み流していた他の場面が全く異なる見え方をすることに気付いてしまい、急遽予定を変更することになりました。
ごめんリジー!!大丈夫!!間に合えば今日中にリジーへの愛も叫ぶからね!!私タイピングスピードと文章構築速度の限界に挑んでみるよ!!頑張るから!!
そして、もっとごめんなさい旦那様!!ほら旦那様の魅力についてはもう記事5つ分費やしているからさ、あれ2期考察とは銘打ってるけど、副題は「旦那様の素晴らしさを讃えるためのリュウ的超理論」だから!!(※しつこいけれど突っ込み禁止)あとは結構蛇足になるっていうか、いやでも「クロード氏を悪魔の分際で人間を愛し過ぎた容疑で有罪判決に持ち込むための脳内裁判」はいずれ必ず開廷するつもりだから待っててね!!大好きだよ旦那様愛してるよ旦那様!!待っていやがれよ悪魔!!(親指下に向けつつ良い笑顔)
え、IFシリーズ最終回?なにそれ美味しい?
というわけで追記以下、黒執事最新12巻及びそれ以前の内容について思いっきりネタバレしまくった記事となっております。原作未読で、これからじっくりねっとり読み込もうとお考えの淑女の皆様はどうぞお引き返しくださいませ。一度失ったものは二度と戻らないように、ネタバレで削られた衝撃もまた取り返すことは不可能でございます。ほんと気をつけて!!!そして、既にねっとりじっくり読破済みだから大丈夫★という粋なお嬢様も、以下の注意書きを読み、十分に納得してから、追記へお進みくださいますようお願いいたします。
<CAUTION!!!>
この先は、リュウが黒執事の主人公である坊ちゃんに対する「例の疑惑あるいは仮説」が限りなく真相に近いという前提のもと、改めてコミックスを読み返して気になった部分について列挙してあります。
当ブログのつたない記事を拝見済みの奇特なお嬢様は、何となく見当がついていらっしゃるかもしれませんが、リュウは一度妄想が暴走しだすと重箱の隅から突き出したごくわずかな欠片をさも重大な証拠であるかのように並べ立て、「愛があれば仕方ない」の免罪符のもと、脳内で構築した解釈というなの思い込みにこじつけるという、改めて文字にしてみると我ながらどーしよーもない悪癖を持っております。この先の記事は、リュウがそんな悪癖というか病というかをフルに発揮させて綴った代物ですので、あくまでも全て推測&妄想であり、今後の原作の展開次第では「ぷっ!!あいつの予想一つも合ってないじゃん超だっせぇーWWW」といった具合に完全なる的外れな駄文に堕ちるが可能性大いに有りえます。堕ちるも何も最初から駄文だろーがという突っ込みはさておき、とにかくそんな感じですのでごめんなさい!!(土下座)
下手したら、既に世に出ているGファン7月号の内容で全否定されているかもしれないんだぜ!!(がくぶるがくぶる)もしそうだったら、生暖かな微笑を浮かべて華麗にスルーするか、拍手でそっと「やっちまったねお前さん」と囁いていただけると助かります。すぐに下げるよ!!!(※真顔真顔真顔)
それでも、どうにもこうにも吐き出さないと収まりきれないのが人の情!!
前置きの方が長くなってしまった気がしつつ、黒執事原作の重箱の隅を突っつく考察もどき始めマース★
<双子説の根拠となりそうな原作の場面を列挙してみた>
【僕が重箱の隅を突くワケ】
現在、ファントムハイヴ伯爵として悪魔な執事を従え、裏社会の秩序として君臨している女王の番犬である「彼」
多くの読者(端っこの方にリュウ含む)を魅了してきたスーパーどSな美少年である「彼」
あああ坊ちゃん坊ちゃん坊ちゃん大好きだよ坊ちゃん例え貴方が誰でもこの思いは変わらないよ坊ちゃんんんんん!!(※12巻読後度々発症するようになった発作ですしばらくおまちください)
黒執事最新12巻収録の第54話「その執事、無双」の回想シーンにより、その「彼」がシエルではなく、「何らかの理由により本物のシエルと摩り替わり、シエルとしてファントムハイヴの業を継いだ別の誰か」であるという可能性、なかでも「その誰かである〝彼〟はシエルと同じ容姿を持ち、かつシエルと同じように正当なるファンドムハイヴの血を継いだ子供である」という仮説、通称「双子説」が実しやかに語られるようになりました。
摩り替わりと言っても、某2期主人公の旦那様のように「ファントムハイヴとは直接関係のない全くの別人」であるという説が今のところ出てきていないのは、これまでに原作で示された〝彼〟の覚悟、ファントムハイブが代々引き継いできた「女王の番犬」という闇を引き継いで、押しつぶされそうになりながも立ち続けるその姿に、紛れもない「本物」を見て取れるからだと思います。
たとえ〝彼〟が自らの存在を偽っていたのだとしても、ファントムハイブという一族の抱えた業を自らの中に流れるものとして認め、その誇りを汚した者達に己の全てを費やしてでも復讐するという覚悟、闇の深淵から悪魔を呼び出したほどのその覚悟は、嘘偽りのない真実。悪魔との契約は「本当の名前」で交わすものですしね。〝彼〟が悪魔であるセバスチャンを忌み嫌いながらも、信頼(と一口に表してよいのかは疑問ですが)しているのは、自分の本当の名前を知るのがいまやセバスチャンだけだからなのかもしれません。
しかし、この仮説には「仮にシエルと摩り替わった〝彼〟が、本物のシエルの双子の片割れだったとしたら、これまでに原作で出てきた回想場面や、過去のファントムハイヴ家を知る人物のモノローグに、一切その存在が触れられていないのは不自然だ」というネックがあります。
言い訳として考えら得るのは、まず「昔の〝彼〟は喘息持ちで病弱だった様子から、〝彼〟はシエルとは違いずっと家に閉じこもっていて人前には姿を見せなかったため、外部の人間の印象や記憶には残っていない」という可能性。
そしてもう一つが、今回の記事のメインである「シエルの片割れについてはファントムハイブの関係者は当然その存在を知っており、実は今までの回想シーンでも登場していたが、読者には気付かれない描き方をされていた」という可能性です。
話変わりますが、綺麗な絵を描かれる人ってすっごいですよね。
リュウの個人的な見解ですが、絵というのは文章に比べても「誤魔化しが利かない」部分が非常に大きいと思います。
例えば、登場人物の容姿の描写一つにしても、文章であればセバスチャンの説明は「黒い執事服に長身を包んだ優男」の一文で済ませることが可能です。しかし、絵だとそうはいきません。一口に執事服といっても某蜘蛛執事とセバスチャンのものは全然全くデザインが異なります。どのくらいの身長か、どのくらいの美形度か(ぇ)、袖口にボタンが幾つだとか、皺のより具合だとか、ほんの1ページの登場シーンだとしても詳細に決めなければならないことが山ほどあり、そこにどれほどの労力が費やされているかを思うと正直、気が遠くなりますよ。あ、もちろん文章は文章で、視覚的な情報を制限できる代わり、その人物の纏う雰囲気や心情描写など「形に出来ない」部分については誤魔化せない=その描写こそが文字という限定された記号の真骨頂だとリュウは信じておりますので、絵や漫画の方が小説よりもすげーぜ!と主張しているわけでありませんので誤解なさりませんよう。リュウは、綺麗で作りこまれた物語は、漫画だろうと小説だろうと一次だろうと二次だろうと媒体関わらず、節操なく大好きです(親指立てつつ)★
文章は、自分に扱える創作媒体がそれだけなのでちょっとこだわりがありますが、まぁ所詮今までに一度もまともに完結させた話がないという似非文字書きですからね私!!大丈夫大丈夫泣いてない!!
つまり何が言いたいかと申しますと、個人差はあれ、綺麗で整った絵を描かれる作家さんほど、細部にこだわった作品作りをなされる傾向があるんじゃないだろうか、ということです。あくまでリュウの身勝手な見解で(以下略)
黒執事は、コミックスの巻末おまけに「締め切り直前にイギリスでは夏の間は使っていない暖炉に植木を飾っているとわかり、慌てて原稿を描き直した」という舞台裏エピソードが載せられていたように、「娯楽ファンタジー」という枠に作品を収めるうえで敢えて無視しているだろう点(19世紀にテレビと携帯電話があったり、13歳の子供が当主をついでいたり、素性が明らかな人間ないとなれない上級使用人である執事をこともあろうに悪魔が務めていたり、あまつさえまとめ役であるはず執事が料理や掃除や洗濯や諜報や用心棒まで一人でこなしてる)を除けば、イギリスという国の歴史や文化に対してかなり忠実な描写がされた作品だと思います。原作者やな先生の、キャラクターの身に着けているお洋服へのこだわりっぷりからもそれは伺えますよね。
漫画の製作現場では、背景はアシスタントの方に任せられることが多いと聞きますが、登場人物の筆入れは作家本人が手がける場合がほとんどだとか。毎回違うお洋服を身に着けている坊ちゃんや、いかにも手間がかかりそうなフリルたっぷり可愛らしいドレスを纏ったふわっふわなツインテール美少女のリジーは当然、やな先生ご本人が描いてらっしゃるわけであって・・・凄いですよね(※それしか言えない)
設定にしろ、描写にしろ、キャラクターにかける時間と手間は愛情と等価であるというのがリュウの持論。いやまぁそうであってほしいなーという願望でもありますが。
キャラクターを際立たせる服の描写、セバスチャンの髪型一つにもあれほどこだわっていらっしゃる枢先生なら、キャラクターそのものについては、もっともっとこだわっているはず。現に12巻でお目見えとなったリジーの隠し設定は1巻の時点で決まっていたものだということが日記で明かされていましたしね。
主人公である坊ちゃんの根幹となる設定であれば尚更のこと、最初から綿密に定められていたと考えるのが自然。
もし、「双子説」が正しかったとしたら、未だ明かされていないだけで、その設定が開示されるまでは気付かない、伏線であったことすら気付かれないような伏線があちこちに配置している可能性が大いにあるというわけです!!
以上の推測(と書いて思い込みと読む)の元、黒執事にこれまでに出てきた回想シーンをなめるように見直してみたところ、ちょっと凄いことになりました。
いやあくまで思い込みの激しいリュウが激しい思い込みの元にフィルター掛けまくりの目でこじつけたのでほんっと勘違いってことがありえるので、ていうか8割勘違いって気がするんで怖いんですけど、でもでもでも、もしかしたら塵程度は掠っているかもしれないし、その時に後出しじゃんけんと言われるのも癪なので(おい)ええいもういいややったれって感じですからほんと流し読みしてください適当にほんとすみませんほN(以下略)
以下、例によって前置きが長くなりすぎたので、箇条書きで進みます!!!どうも、いっつも本題に入る前に力尽きちゃうほうのリュウです★
【第2巻 マダム・レッドとのチェスシーン】
・地味グレルって可愛いですよね。
・変身後(?)の死神グレルも素敵ですけど、おろおろしながらマダムのお世話している彼は実に微笑ましかったなぁ。いや、あの性格でずっとマダムにお仕えしていたという事実も良く考えたら凄い。坊ちゃんはパパもママも、魔を引き寄せる血筋なのかもしれませんね...といった具合に地味グレルへの思いを馳せながら、読み直したのがこの場面、
・伝説の駒鳥終了後、折角捕まえたドルイット子爵も切り裂きジャックではなかったと判明。
捜査が振り出しになってしまい頭を抱えるシエルを、マダムが気分転換としてチェスゲームに誘います。
・裏社会の番犬などという汚れ役を負ったのは殺された姉夫婦の仇を討つためなのかと幼い甥に尋ねたマダムレッドに、ファントムハイヴに戻ってきたのは僕のためだと答えた「シエル」。
・その時、一コマだけ挿入された過去の回想場面が、両親のものと思われる墓の前に一人で立つ「シエル」なんですが。
・「シエル」の前に墓が三つある件について。
・シエルが立っているのは三つのうち真ん中の墓の前。両隣の墓には花が飾られていますが、真ん中の墓は「シエル」の後姿に阻まれてよく見えません。
・「シエル」が一人で立つことによって、その「死」を覆い隠されてしまった誰かがいるという暗示だ、というのは考えすぎですかね。ですよね。
・両親の話題が出たときの回想ですから、三つのうちの二つは確実にシエルの父と母のもの。
・父と母と同じ場所、即ちファントムハイヴ家の一員として埋葬された三人目。
・えーと、これまだ2巻ですよね?
・いや、断定するのはまだ早いですよね!!犬のセバスチャンの墓という可能性もありますし。ええい落ち着け私!!!
【第3巻 セバスチャンのシネマティックレコード】
・セバスチャンがグレルにデスサイズでかっさばかれた。そんな時代もありました。
・2度目は使用人ズとのドタバタ以上は「有料です」とシャットアウトしたセバスチャンですがが、死神能力初お目見えでもあった1度目の襲撃時には油断していたのか、よくよく見ると、結構重要な場面まで公開していました。
・まだ契約印は無い(つまり契約前)けれど、光を失ったように陰の入った右目でこちらを見るボロボロな坊ちゃん。
・「僕の名前は」の先が不自然に隠されている点。
・多分、セバスチャンが坊ちゃんに召還された直後の記憶ですよね。えーと、契約の時は本当の名前が必要ってのは割とファンタジーでは定説なような。つまり、この場面で「坊ちゃん」は本当の名前をセバスチャンに対して名乗っていたということで。
・何故隠れてる。何故隠す。名前でしょ。名前なんでしょ。
・そして次は、血だまりに被さる誰かの台詞。「~輪は私が~出しましょうか」
・この血だまり、血しぶきの形が何度か登場した「坊ちゃん」が生贄にささげられた祭壇に飛び散っていたものに似ている気がするんですよね。うん直感ですけど。
・途切れた台詞「~」には何が入るのか。
・仮に「指輪は私が取出しましょうか」だったとしてみます。直感ですけど。
・更にこの台詞がセバスチャンのものだったと仮定してみます。
・更に更に、最新12巻の回想場面を思い出してみます。
・血に塗れた「坊ちゃん」の手に乗せられた当主の指輪。
・えーと、浚われそうになった時、とっさに当主の指輪を飲み込んで隠したとか?
・誰が。
・だって取り出すって、取り出すって・・・・・
・もう一度、最新12巻の回想場面を思い出してみます。
・指輪血塗れすぎじゃね?
・はい次ー!!!!
【第3巻 マダムのシネマティックレコード】
・涙無しには辿れないマダムレッド、アンジェリーナの人生(泣)
・マダムを掻っ捌き、「あんたに赤を着る資格は無い」と言って立ち去ろうとしたグレルさんの表情がすっごく痛々しげに見えるのは多分リュウの贔屓目ですよね。
・でもグレルさん、この時にマダムから取り上げた赤いコートを再登場のときも羽織ってたんだよね。肩出してるってことはサイズ合わないんだろうに。自分に合うものしか着ない人なのにグレルさん・・・・
・黒執事は良いキャラ多すぎである。私を語り死にさせる気かこんちくしょう(※逆ギレ)
・それはともかく、マダムのシネマティックレコードですよ旦那様
・ここから先、こじつけ率高くなりますのでご注意を
・ロリロリな「シエル」と「リジー」が登場する回想場面
・甥っ子達と遊んでいるアンジェリーナを気遣うシエルママ。「いつも遊んでもらって悪いわね」
・「いーのよ!」と答えるアンジェリーナ
・「子供好きだし、それに・・・・」
・ここで顔無し状態のシエル父、ヴィンセントが帰ってくるという流れなんですが
・ヴィンセントの帰宅に気をとられなければ、アンジェリーナの台詞「子供好きだし、それに・・・・」の後にはどんな言葉が続いていたんでしょうか?
・そもそも、アンジェリーナは何故度々姉夫婦の屋敷を訪れていたんだろう
・彼女は王立病院の医師で、仕事があったはず。
・シエル父に会いたくて、ということも勿論考えられますが、シエル父はシエル父で仕事があったわけで(今のシエルのように多忙だったんだろうし)、そうちょくちょく顔を合わせられたとも思えない。
・もしかして、他に彼女の「仕事」絡みで訪れる必要があったんじゃないでしょうか。
・例えば、喘息で寝込んでいる病弱な子供の往診とかね。はいこじつけこじつけ。
・「それに~の往診もあるし」という台詞が続いていたんじゃないかという妄想ですよ、妄想妄想!
・さて、次は戻ってきたヴィンセントの発言です。
・「天気がいいから子供達と遊ぼうと思ってね」良いお父さんだ!!
・じゃなくて、「子供達」って複数形ですよね。
・リジーも入れたから~と考えるのが普通というのは分かっていますよ!!でも、リジーはファントムハイヴ家の子供じゃありませんから、ヴィンセントが帰宅したこの時に偶々遊びにきていたわけですよね。
・だったら、ヴィンセントはリジーが来ていることを知らなかったんじゃないでしょうか。「子供達と遊ぼうと思ってね」の台詞は過去形っぽい気がするんですが、仕事中にそう思って帰ってきたのなら複数形の「子供達」は誰を指すんですか。シエルと誰を指しているんですかお父さん!!!
【第4巻 インド組事件時の回想】
・セバスチャンにトラウマを植えつけられたソーマ王子を哀れんで、自らのトラウマをちょこっとだけ晒した坊ちゃんは実はとても優しい子なんじゃないかと思います。
・初めて具体的に「シエルの過去」が提示された記念すべきエピソード
・屋敷の中を回り、人の姿を探す幼い坊ちゃん
・犬の悲鳴を聞きつけて開いた扉の向こうには、血まみれで斃れる父と母の姿。
・この場面、よく見るとヴィンセントとレイチェルは抱きあっているだけじゃなく、片手の指をしっかり絡ませているんですよね。何者かに襲われてとっさに庇った図としては、何だか違和感があるような・・・倒れた後にヴィンセントが絡ませたなら有りですが。しかし、あのお父様を殺すなんて、よく考えても凄いよな・・・・
・そして、問題の場面ですお嬢様方。
・父母を助けようと人を探し、タナカさんを見つける「坊ちゃん」
・振り返り、逃げるように促すタナカさん
・「お逃げください シエル様は・・・」「あなた様には酷すぎ・・・っ!」
・そこで犯人に刺され、倒れるタナカさん。
・11巻で実は柔術の達人であることが判明したタナカさんですが、その彼が全く抵抗できずに犯人にやられてしまっているってどういうことでしょう。
・使用人が殺されたくらいで取り乱してはいけません、と冷静に諭していたタナカさんが、主が殺された直後だったからとはいえ、こんなにも顔面蒼白にして焦っている様子なのが気になりますね。一体彼は何を見たのか。
・いや待てよ。
・タナカさん犯人見てるよね?明らかに犯人見てるよね?そして今も元気にお茶しばいて、働いていないけどファントムハイヴ家の家令やってますよね??
・あれ?何でまだ犯人捕まえてないの坊ちゃん???何でわざわざ当主の座について相手が殺しに来るの待つなんて迂遠な方法とってるの坊ちゃん!!??
・いや、それはさておき、問題はこの時のタナカさんの台詞です。
・彼は坊ちゃんを「シエル様」と名前で呼んでいたようですね。
・しかし、リュウの記憶が正しければ、現在は「坊ちゃん」としか呼んでいません。
・この時も、最初に「シエル様」と呼んでおいて、何故わざわざ「あなた様」と言い換えたんでしょう?
・「シエル様は・・・」の後に続く台詞があったけれど、それを口にすることが阻まれたため止めた?
・「あなた様には酷すぎる」って何が!?
・そして、更に続く坊ちゃんの回想
・謎の黒ミサ集団に売り飛ばされた時の記憶なんですが、売り手側と男と買い手側の男のやり取りに注目。
・売人「珍しいでしょ」男「これは二人分以上の価値があるぞ!!」
・二人分以上の価値
・二人・・・・
・坊ちゃんは高貴で美しい子供だから、一人でも二人分以上の価値があるってことですよね。分かってます。
・言葉通りに二人いたとか、珍しいのは双子だからとか、そういうわけじゃないですよね。分かってます。
・坊ちゃんに焼印が押されたのは、もう一人と区別するためだったとか、それは流石に妄想ですよね。分かっ(以下略)
・そして、坊ちゃんのモノローグ「なんでどうしてぼくたちが」
・「ぼくたち」って・・・
・坊ちゃんはどんなときでも高貴な精神の持ち主だから、他にいっぱいそこにいた子供達と自分達を同じ境遇にあると思って一人称複数形を使用したんですよね。分かってますわかってます。
・この回想が載っていた回の表紙絵が、黒背景に浮かび上がるリボンに絡めとられた坊ちゃんという耽美な構図なんですが、そのリボンの先が仰向けになって死んでいる鳥の片翼に結びついているんですよね。翼の片方を失ったと暗示だというのはリュウの思い込みですか。ですよね。分かってますって言ってるじゃないですか!!(逆ギレ)
【第7巻 ケルヴィン男爵の回想】
・僕の大好きなサーカス編!!でも今ちょっと私泣きそうなんですけど何が辛いのかな!!(聞くな)
・回想ではないけれど、気になる場面を一つ。
・メインキャストのテントに侵入しようとしていたところをソバカスことドールに見つかったものの、とっさの演技でその場を切り抜けた坊ちゃんのモノローグ
・「人間は平気で嘘を吐く」「もちろん、ぼくも」
・坊ちゃん、そうか坊ちゃん嘘ついているのか。坊ちゃんも嘘ついているんだね。ずっと嘘吐いて・・・ぼっちゃあああああああん(※発作ですしばらくお待ちください)
・さて、包帯男爵の回想ですよ
・今回一番のこじつけどころです(笑顔)
・ここから実際に絵を見ないとわけわかめって感じになってきますので、コミックスか本誌切抜きをお持ちのお嬢様方は、どうぞそちらをご用意のうえ、該当ページと照らし合わせてながらご覧ください。
・リュウに画才があれば模写できるのに(くっ)
・まだ包帯男爵ではなかったケルヴィン男爵が人生を踏み外すきっかけとなった一つの邂逅。
・紹介したい人がいると示されたその先には、窓際にたたずむ一人の男と、その手に縋り付く幼い子供の後姿。
・ここです!!お嬢様がたここです!!
・ケルヴィン男爵の回想場面における初登場のヴィンセントと「シエル」
・この後ろ姿のヴィンセントなんですけどね、「シエル」とは反対側の方に目線を向けているっぽく見えるんですよ。
・しかも、「シエル」にすがりつかれているのとは逆の手をそちらに伸ばしている。
・伸ばした手の先は、丁度誰か陰に隠れてケルヴィン(読者)からは見えません。
・見えないんですが、誰かもう一人の子供と手をつないでいるように見えるんですけど、私には。幻視幻視!!
・そして次のページ
・読者にとっても初お目見えの顔つきシエル父ことヴィンセント&天使だった頃の「シエル」
・もし、リュウの幻視が正しければ、この振り返りアングルでもう一人の子供が紙面に現れるはずなんですが、丁度その位置に今度はヴィンセントを呼び止めたバートン伯の差し伸べた手が被さっていて見えません。見えそうで、見えない!
・ヴィンセントに促され、ケルヴィンにきちんとご挨拶した「シエル」
・初見時は、天使過ぎる笑顔に度肝を抜かれたリュウです。
・しかし、次の次のコマには、ささっと父の後ろに隠れてしまう子供の姿が。
・「すみません この子は人見知りで」「少し身体が弱くて あまり外に出ないものですから」
・マダムの回想では、元気に走り回っていた気がする「シエル」坊ちゃん。
・その後も、クラウスを見つけて元気に駆け寄っていますよね。ていうかあんな可愛い笑顔を浮かべられる子が本当に人見知りなんでしょうか。きちんとご挨拶もできましたし。
・ここで戯言を一つ。
・天使の笑顔でご挨拶した「シエル」坊ちゃんと、ヴィンセントの背中に隠れた坊ちゃんって同じ子なんですかね。
・何かこう、もう一人子供がいそうな場所がですね、ことごとく噴出しや人物の陰に隠れているような気がしてならなくてですね、ええ思い込みですよ(遠い目)
・そしてクラウスの台詞「今日は皆一緒か 珍しいな!」
・皆って・・・・すみませんいい加減些細な人称にこだわりすぎですよね。これでもう最後にしますので許してください(土下座)
・ヴィンセントとシエルの二人に対して「皆」って言うのかな。三人だったら自然な気がするんですけど、いやでもね、読み返すまでは疑問に思わなかったし、疑心暗鬼ってやつですよね。誰か否定してくださいほんと。
・「私はその3人から目を離すことが出来なかった」
・クラウスとファントムハイヴ親子を見つめるケルヴィンのモノローグ
・このコマなんですが、良く見るとクラウスだけ顔や手にトーンが貼ってあるんですよね。ほら、よく背景のモブに貼ってある感じの。
・そして、ヴィンセントの目線がやっぱりおかしい。クラウスでも、クラウスに抱っこされている「シエル」でもない方を見ています。差し伸べた手の先に向かって微笑んでいる。丁度、手をつないだ小さな子供を見ていると仮定したらぴったり来る角度なんですけど。
・三人ってクラウス除くんじゃねぇ?(ぶっちゃけた)
・だってクラウスさん裏社会の人間だけど、そこまで特別なキャラって感じしないし(暴言)
・続いて登場したディードリッヒ大佐のせいで何となく流してしまいましたが、クラウスはそこまで美形でも無いし(全国のクラウスファンのお嬢様方に深くお詫び申し上げます)
・ケルヴィン男爵が執着し「月」と讃えたのはファントムハイヴ家の人間。
・特別な三人目が、クラウスとは別にいたんじゃないでしょうか。そりゃもう将来悪魔を従えて裏社会を牛耳るような凄まじい三人目が!!!
・そして、包帯男爵となった男爵がジョーカーからファントハイヴ家壊滅の知らせを受け取ったときのやり取り。
・「伯爵はおろか、お子様達まで皆殺しに」
・だから人称にこだわるのはやめろっていったのに!!ごめんなさい!!
以上が、昨晩のリュウの体力をめきめき削った妄想となります。
回想以外にも、幽鬼城編のゲストキャラアーサー先生に「弟」といわれたときの坊ちゃんがちょっと意味深だったとか気になる点は並べていけばきりが無いんですが、この辺で流石に切り上げようと思います。予定を5時間も押していますしね(それはもう予定とは言わない)
ここまでお付き合いくださった、淑女の皆様。ありがとうございました。
読んでいただいただけでも幸いですが、出来れば笑っていただけると嬉しいです。
こんな具合で休日まるまる費やし続ける私の愚かさを(真顔)
わたしってほんと馬鹿・・・・!!ああもう、もっと早く文章打てるようになればいいのに!!!(そこかよ)