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燃えと萌えの赴くままに語り散らす暴走が基本姿勢なテキストブログ
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黒執事12巻 感想


ふふ、ふふふふ・・・・・どうすれば2ヵ月前に時間を戻してGファンの7月号購入できるのかしら。
ふふふふふ・・・・・・すみません、えーとすみません。
ただいまのリュウはいつもより余計に正気をすっ飛ばしております。多分最長記録だよ。アンドロメダの彼方まで飛んでったんじゃないかな。戻ってこなくてもいいよ許す。

追記より先、Gファン本誌2~4月号&6月号(6月号!!6月号!!)の内容が収録された、黒執事最新刊の内容を心行くまでネタバレした感想記事となります。まだ12巻を未読の黒執事を愛する淑女の皆様、お気をつけください。更に今回、書き手が諸事情により自重とか思慮とか冷静な目線とか考察癖の制御とかが全く効かない状態となっておりますので、カオスにもほどがある文章が散らばっている可能性があります。お気をつけください。注意しましたので、ここから先は自己責任ですよお嬢様。


リュウは、黒執事という作品がだいっすきです。




のああああああああああああああっ!!!!!!!

ああああああ、もうどうすればいいんだろう!!ほんとどうすればいいんだろう!!!
いや正直ね、ファンをはじめてからというもの、それまでスルーしていた情報を自然と耳と言うか目と言うか魂的なものが引き寄せるようになっておりましたので、新刊の内容が色々すごい(※主に戦う女の子が大好物であるリュウにとっては致命的なレベルで)ことは、事前にそれとなく推測はしていたのですよ!!
またこういうこと書くと後だしじゃんけんとか言われるんだろうけどさぁ!!!!(だんだんだんだんっ!!※こぶしを地面に打ち付けつつ、後ろ足だけでとりあえずダンスしてみる音)

しかし、蓋を開いてみたらどうですか旦那様。
どこから形にすればいいのか分からないほど、叫びどころに満ちた展開のオンパレード。
黒執事は、確実に「サーカス編」から物語の深淵に踏み込んできたのだと改めて思わされました。

原作では数ページしか登場していないにも関わらずちゃっかりアニメにまで登場した新死神ロナルドのイマドキの若者らしい飄々とした活躍っぷりとか、アニメで準レギュラー扱いで出張っていたために初登場「切り裂きジャック編」以来の出番であるにも関わらず懐かしい気が全くしなかった赤執事ことグレルさんのまばゆいばかりの再登場とか、登場する漫画を間違えたんじゃなかろうかというミッドフォード侯爵家の熱いソウルとか、もうもうもう、それだけで原稿用紙10枚は軽く埋められる勢いでそりゃもう勝手に着火するわ燃え盛るわファイヤーって勢いで、もうすごかったんですが(※日本語崩壊中)

とりあえず落ち着きます。そうだ。書ききれなかったら、別の日に書けばいいんだよ。
兎に角、一番大事なところだけは、何が何でも熱いうちに打たせていただかなければ・・・・・っ!!

水も滴る良い男ぶりを発揮しながら主のため、読者のためにサービス精神全開で働いていた主人公セバスチャンには大変申し訳ないのですが、リュウにとって、この12巻はリジーと坊ちゃんが全てです。
どちらも同じ位に衝撃的で、切なくて、萌え燃えで(待て)、一体どちらに対する想いを先に吐き出すべきか大いに悩まされました。あ、ちなみにリュウは一番大事な、即ち一番書きたいところは小説にしろ考察にしろ感想にもならない駄文にしろ、なるべく後ろの方に持ってくるタイプです。お陰で小説を書くときは、起・承・転・転・転・転・結!!!みたいな無茶振りにもほどがある構成になってしまうことが多いという、すみませんどうでもいいですね。ふぅ、落ち着かねば、落ち着かねば・・・・・・ああああぼっちゃあああぁああああんっ!!!

とりあえず、時系列順で!!!


ぼっちゃん・・・・ぼっちゃん・・・・貴方は、誰?

第54話「その執事、無双」 
表紙のこの上なくエロティックな葬儀屋に打ちのめされた興奮が一気に覚めた衝撃の回。
あ、本当にこの表紙素敵ですよね。私、黒執事という作品は、キャラクターの造詣や美麗な絵もさることながら、何よりも物語を彩る「雰囲気」と、場面が丸ごと脳裏に焼き付けられるような一瞬の「演出」の上手さに何よりも惹かれてやみません。第1巻の名場面「悪魔で、執事ですから」から既にその魅力はがんがん発揮されていましたが、サーカス編以降は特に、構図に込められたものの切れ味が鋭くなったような気がします。もっと切り裂いてくれ(※真顔)
薔薇と宝石で飾られた骸骨と踊る銀髪の男。貴方あのむさかわいいローブはどうなすったんですか葬儀屋さん。なんですかそのけしからん身体のライン。そして背景がぼやけているせいでうっかり羽根が生えているように見えるのはわざとなのかと小一時間問い詰めたい。弱いんですよ、私こういうの!!!
12巻には登場しませんでしたが、次の巻には出てこられるんでしょうね。ていうか出てくるんですよね。
もうね、予想は付いているのに、それでもそれでも、のけぞらずにはいられないというのが・・・っ!!

さて、坊ちゃんです。いつまでも逃避していないで語ります。
あああああああああぼっちゃあああああああんんっ!!!!!!!!

これが最近巷で流行っている「双子説」の根拠っ・・・・!
確かに、おかしいとは思っていたんですよね。坊ちゃんは、3年前の黒ミサで生贄に捧げられ、その際に極限まで高められた絶望と憎しみにより、悪魔を召喚した。その際に何らかの「犠牲」が支払われたことがセバスチャンのモノローグにより示されているのですが、それが何であるかはずっと言及されてこなかったんですよね。あえて隠しているのだろうとは思っていましたが・・・・
「サーカス編」の回想。
名も無き少女が人骨で義肢を作っていたドクターの手により殺害された場面に重ねられた坊ちゃんの記憶は、檻の中から「誰か」が生贄に捧げられるのを見ている視点で描かれていました。その後のモノローグ、またセバスチャン視点の記憶から推測するに、恐らく坊ちゃんを「檻の外」へ出したのはセバスチャンだと思われます。
しかし、生贄にされたのが「坊ちゃん」自身であるなら、その時既に、坊ちゃんは祭壇に捧げられるために「檻の外」に連れ出されていたはず。つじつまが合いません。
そして、今回の回想場面。
「檻の中」から手を伸ばしている坊ちゃん。その先にいるのは、手を引かれ祭壇に連れて行かれるもう一人の坊ちゃん。ゾンビたちを切り裂くセバスチャンの姿に誘発された記憶に飲まれながらも、何とか冷静を保とうと、「過去の自分」を客観的に捉えようとしている描写という可能性もあります。
しかし、次ページの描かれた「契約印の刻まれた目」は、残虐な悪魔と、身体を切り裂かれた「契約印を持たないもう一人のシエル」を同時に、同じ光景の中に映しているように見えて仕方が無いんですよ・・・・!!
おまけに、エリザベスの前では喘息を持っていることを隠そうとしたり・・・・・これはやはり、やはりそうなんでしょうか。「シエル」はもういない。だったら、これまで読者の心を揺さぶり鷲掴みにしてきたこの小さな「悪の貴族」は・・・・・・ぼっちゃあああああああんん!”!!(発作)

しかし、仮に坊ちゃんが本物の「シエル」ではないという推測が正しかったとしても、まだまだ疑問は残ります。まず第一に、坊ちゃんが「シエル」ではないなら、彼は一体誰なのか。
全くの見ず知らずの他人が、偶々顔立ちがそっくりだった「シエル」と入れ替わったなんてことは恐らくないでしょう。セバスチャンの補助があるとはいえ、坊ちゃんのこれまでの活躍ぶりは、彼の中に流れる悪の貴族の血を明確に示しています。それに、これまでに出てきた坊ちゃんの過去回想場面には、燃えるファントムハイブ邸を父と母の姿を求めてさまよう様子もありました。その時に、タナカさんが(回想の中で)坊ちゃんを「坊ちゃん」と呼んでいることから、少なくとも「彼」はファントムハイブの一員であることは間違いないのではないかと・・・
やはり、巷で流行の「双子説」が正しいのでしょうか?
だったら何故、彼は死んだ片割れに摩り替わる必要があったのか。更に、ファントムハイヴ家の子供が二人いたなら、何故「もう一人」のことがこれまで一度も触れられなかったのか。家督の継承問題がややこしくなるなどの理由で存在を秘匿されていたとか??いや、だったら「僕と、ファントムハイヴ家の誇りを汚した」連中に復讐しようなんて思わないですよね。彼の中にある誇りは、紛れもなく彼自身のものだとリュウは思います。

じゃあ一体、貴方は誰なんですか坊ちゃん!!
これから坊ちゃんとしかお呼び出来なくなっちゃうじゃないですか坊ちゃん!!

更に気になるのは、回想の最後に映った血に塗れた当主の指輪。
当主の指輪が血に塗れてる。即ち、坊ちゃんが悪魔を呼び出し、自分を汚した連中を殺害したその場所に指輪があったということ。当主の指輪なら、本来、前当主であるヴィンセントが持っているはず。それがあの場所にあったということは、前当主から既に指輪が受け継がれていたということでしょうか。でも、「坊ちゃん」の回想では、ファントムハイヴの屋敷が燃えてすぐ、殺された父と母を見つけると同時に何者かによって気絶させられたことが伺えます。となると、別の誰かに継承された指輪が更に坊ちゃんの手に渡ったということでしょうか。
やっぱり本物のシエルから・・・・?

そして、リジーに対して告げた「絶対に守る」という約束。
浸水をせき止めるためにセバスチャンが遠隔操作で作動させた扉によって、取り残されてしまったエリザベスを守るべく、自ら飛び込んだシエル。もし、あの回想場面がなかったら、もともとこの二人の組み合わせが大好きなリュウはもっと身も蓋もなく喜び、婚約者を守る坊ちゃんの勇気に賞賛を贈っていたことでしょう。
でも、坊ちゃんがシエル、即ちリジーの本当の婚約者ではない可能性が出てきてしまった現在では、この時シエルが口にした「約束」という言葉がどうにも引っかかってしまってなりません。
「絶対に守ると約束した!!」と坊ちゃんは言っていますが、それは誰と交わした約束なんでしょうか。
回想場面の前、ゾンビに襲われそうになった坊ちゃんはとっさにリジーを抱きかかえ「お前だけは守ってみせる!!何に変えても!!」と叫びましたが、これは坊ちゃんの意志を口にしただけであり、「約束」ではありませんよね。「約束」はそれを交わす相手がいて成り立つものですから。契約と同じ。
気にしすぎかもしれませんが、この豪華客船編、全編を通じて坊ちゃんがリジーを守ろうとする際の必死さがやけに強調されているような・・・・あの回想がきっかけで、坊ちゃんが「誰か」と交わした約束をより強く思い出したため、とかだったりしたら・・・・・切ないにも程がありますよ!!
この後に続くのが、「シエル」に対するリジーの想いと覚悟が明らかになるシーンなだけに・・・っ!!

というわけでリジーです。皆様リジーです。
噂のリジー無双ですよぉおおおおおおおおっ!!!!!

どんな姿でもリジーは可愛い。これ結論。
いやしかし、いやしかし、いやしかし如何せん格好良すぎた。
正直、全く予想できなかった展開と言うわけではありません。あのフランシス叔母様の娘、つまりは女傑家系であるファントムハイブの血も引き、性格そっくりなお父様も英国騎士団長、お兄様は超騎士様。ここまでくれば、エリザベスが普通の可愛らしいだけの女の子であるのはむしろ不自然というもの。
それでも、ここまで格好良いとは思わなかったっ!!!

絶対にシエルの前では見せたくなかったという姿。これ、単に「剣を振るう女の子なんて暴力的で可愛くない」ってだけじゃないですよね。
女王の番犬として裏社会の闇と向き合うシエルを、いつも彼女はまっすぐな、時には強引とすら言える明るさで照らし、抱きしめて、支えようとしていました。周りにいるのが悪魔な執事や、薄暗い過去を抱えた使用人ばかりで、どうしたってその深い業から逃れることの出来ないシエル。せめて婚約者である自分だけは「普通の女の子」として彼に接することで、ひと時でも闇から掬い上げたくて、人を容易くほふることが出来る自分の能力、天才的な剣士としての姿を隠していたのだとしたら、萌えとか燃えとかを通り越して最早泣けてきます。
詳細は、次巻で語られるんでしょうが・・・・・あああああリジぃいいいいいいっ!!!
どんな姿でも、貴女がそうあろうとする限り、貴女は坊ちゃんにとっての光なんだよ輝く黄金の午後何だよ!!と声を大にして訴えたい。リジーが好きすぎて息しているのが辛い!!!
次巻予告でセバスチャンがリジーにひざまずいている1コマに滅茶苦茶感動しました。「レディにこのようなお手間を掛けさせてしまうとは・・・・」 剣を手にしたぼろぼろのリジーを「レディ」と言うセバスチャン。分かってるなこの悪魔!!よくぞ言ってくれたこの悪魔!!ありがとう悪魔!!
そうなんだよリジーはレディなんだよ!!!ずっとずっと愛らしい淑女なんだよ(落ち着けない)!!!

すごく楽しくて楽しくて面白いのですが、早く豪華客船編終わってほしいです。そして、ひと時でもいいから仲良くラブラブしている坊ちゃんとリジーが見たい。え、無事に終わるよね?ちゃんとみんなでロンドンに帰るよね???絶対だよね???原作黒執事はまだまだ続くもんね???何か謎の組織とか出てきたけど気にしない気にしない!!坊ちゃんはリジーとキャッキャウフフするんだから!!!お願い少しだけでいいから夢を見せてあげてくださいリュウじゃなくて二人に・・・・!!(涙)

まとまっていませんが、そろそろ本気で収集が付かなくなってきそうなので、ひとまず感想終了とさせていただきます。きっと、明日になって読み直したら、全力で通勤経路を駆け出したくなるような文章なんだろうなー(遠い目)だが後悔はするまい・・・・っ!!
勢いのあまり、読み苦しい点が多々あったかと思われますが、ここまでお付き合いくださった方、いらっしゃったら本当にありがとうございました!!!!フェニックス!!!(ぇ)    

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